ミラノ・コルティナ冬季五輪。フィギュアスケート女子SPで、満面の笑みで演技する中井亜美選手
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— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) February 17, 2026
「中井亜美の衣装、かわいい!」…なのに、なぜか目が離せない
中井亜美さんのSPを見て、「衣装かわいすぎ!」となった人、多いはず。赤×白のボーダーに、キラキラしすぎない“味”のある質感。
リンクで動いた瞬間に、ふっと物語が立ち上がるような不思議さがあります。
そして今回すごいのは、衣装が話題になっただけじゃなく、ミラノ・コルティナ五輪の女子SPで自己ベスト78.71点をマークし首位発進
という“演技のインパクト”までセットで来たこと。トリプルアクセル成功も含む会心の滑りで、日本勢が上位につける最高のスタートになりました。
SP衣装の製作者は「Feeling(マシュー・キャロン)」
このSP衣装を手がけたのは、衣装デザイナーマシュー・キャロン(Mathieu Caron)のブランド/アトリエ 「Feeling」。
演技後にFeeling側が制作動画も公開し、衣装の狙いをかなり具体的に説明しています。
モチーフは映画『ラ・ストラーダ(道)』|“かわいい”の奥にある物語
今回の衣装が刺さる最大の理由はここ。Feelingは、1950年代の映画『ラ・ストラーダ』に着想を得たと明言しています。
『ラ・ストラーダ(La Strada)』はフェデリコ・フェリーニ監督による1954年のイタリア映画で、音楽はニーノ・ロータ。
主人公ジェルソミーナの“素朴さ”や“切なさ”が胸に残る作品です。
つまり、あの衣装は「かわいい」だけで完結していなくて、曲(世界観)→衣装(ビジュアル)→演技(表現)が一本の線でつながっている。
だからこそ、見る側の記憶に残ります。
[02/17/2026] Winter Olympics
A behind-the-scenes look at the creation of Ami’s La Strada dress, designed by Mathieu Caron
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— Team Ami Nakai 中井亜美 (@teamamiigo) February 18, 2026
中井亜美の衣装が「かわいい理由」5つ(デザイン解剖)
Feelingの説明をヒントに、“かわいい”を分解すると納得ポイントが見えてきます。
1)赤×白ストライプが、一瞬で見つかる&忘れない
リンクでパッと目に入る強さがあって、写真映えも抜群。まず「覚えてもらえる衣装」です。
2)きっちりじゃなく「手描きライン」っぽい=温度感が出る
Feelingは“手描きのライン”に言及。ボーダーなのに冷たくならず、どこか絵本っぽい可愛さが出ます。
3)スパンコールなのに“擦れたような表現”がある
新品のピカピカではなく、あえて少し“くたっ”と見える質感。これが『ラ・ストラーダ』の空気に寄って、衣装に物語が宿ります。
4)シルエットが立つから、動きがきれいに見える
Feelingは、シルエットを際立たせ、動きをより鮮明に見せる工夫があると説明。見た目の可愛さと、競技衣装としての機能美が両立しています。
5)コンセプトが“詩的”で、演技の印象を上げる
「純真な存在」「自由な魂」といった言葉で衣装を表現していて、キャラ作りではなく“作品づくり”の発想。だから演技の表情まで引き立ちます。
SPの躍進もすごい|衣装が“似合いすぎた”五輪デビュー
衣装って、最後は「滑りで完成する」ところがありますよね。今回の中井さんはまさにそれ。
- 五輪SPで自己ベスト78.71点
- トリプルアクセル成功
- 日本勢が上位につける中、首位発進
この“結果込みの説得力”が、衣装の注目度も一気に押し上げました。
さらに、五輪の舞台で日本女子が3Aを成功させたのは歴代でも限られていて、その快挙として報じられています。
「ラ・ストラーダ衣装」へ至る流れも熱い(GPフランスでの鮮烈デビュー)
このSPは“いきなり五輪で出てきた”わけではなく、シニアの大舞台でもインパクトを残してきた積み重ねがあります。
たとえばGPフランスでは、SPで78.00点を記録(ISU公式結果にも掲載)。
ここから“ボーダー衣装×ラ・ストラーダ”の印象が広がっていきました。
マシュー・キャロン(Feeling)ってどんなデザイナー?
「かわいい衣装の人、誰?」から調べると、キャロン氏の“競技衣装の強さ”が見えてきます。
- 2018平昌五輪でヴァーチュ/モイア組の衣装が注目
- 2022北京五輪では22着もの衣装を制作したと紹介
- ダンス経験があり、動きや振付の意図を理解して衣装に落とし込むタイプ
また、マディソン・チョックがキャロンと協働して衣装づくりをしていることも、ISUの特集で触れられています。
まとめ:中井亜美の衣装が「かわいい」だけで終わらない理由
中井亜美さんのSP衣装が刺さるのは、かわいい(配色・ライン)× 物語(映画『ラ・ストラーダ』)× 機能美(動きが映える)が、
ちゃんと噛み合っているから。
そして、その衣装を“似合うだけじゃなく、勝てる演技”で着こなしてしまったのが、今回の五輪SP首位発進。
次に見るときは、ぜひ「手描きっぽい線」と「擦れた質感」が、ステップや上半身表現でどう生きるかも注目してみてください。
FAQ
Q. 中井亜美のSP衣装の製作者は?
A. Feeling(マシュー・キャロン)です。
Q. モチーフは?
A. 1950年代の映画『ラ・ストラーダ(道)』に着想を得たと説明されています。
Q. “擦れた感じ”は失敗?
A. 制作側が意図として説明しており、世界観表現の一部です。

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